オンライン時代の採用活動

採用説明会は「集客型」から「拡散型」へ

新型コロナウイルスの影響により、企業の採用活動が大きな転換期を迎えています。従来のように企業が一同に集結する合同説明会から、「オンライン説明会」へとシフトしつつあり、今後もその流れは加速するといわれています。YouTubeで行われた企業説明会にはおよそ2万人が参加し、ある調査によれば就活生の85%が「説明会はオンラインでいい」と回答しています。一方、企業側もこれまでのように全国をまわる必要がなく、効率的に母集団形成をすることができるといったメリットもあり、オンラインを活用したオープンな採用活動が加速するとみられます。

採用活動のオンライン化は、もはや必須

リモートワークやZoomなどでのミーティングが浸透している中、企業のオンライン化への対応状況は、企業の柔軟性や先見性として就活生の目に映ってしまいます。「常に時代の先を見据え」と企業メッセージを発信しても、オンライン化に対応していなければ、「スピード感のない会社」、「旧態依然とした会社」というイメージを与えてしまいます。逆にいえば、知名度や大小にかかわらず、即応性や柔軟性をアピールできるチャンスでもあるのです。

ポイントはリアルとオンラインの使い分け

そんな中、懸念されているのが就活生の理解不足による「ミスマッチ」です。オンラインによってエントリーへの障壁が下がる一方、早いタイミングで会社訪問が行われないことで、時間の経過とともに志望度が低下し、内定辞退や入社後の早期離職などが危惧されています。やはり「オンライン説明会」は、あくまでも興味喚起のきっかけにすぎない、ということを意識しなければなりません。重要なのは、リアルとオンラインの使い分けなのです。また、「オンライン説明会」といっても、ただ企業説明会を録画しただけの動画を配信しても効果的ではなく、ライブ配信といった双方向性の高いコンテンツも必要です。チャットを使えば、配信中に質問を受け付け、リアルタイムに回答することもできます。配信終了後は説明会のアーカイブとして動画を残せるため、就活生の都合にあわせて動画を見てもらうこともできます。

ライブ配信と採用動画、それぞれの役割

ライブ配信のメリットは、就活生に対して採用担当者や社長がリアルタイムでメッセージを伝えると同時に、質疑応答までできる点です。「距離」という物理的な制約を受けず、あたかも目の前にいる感覚で、全国どこでも繋がることができます。しかし、ライブ配信の弱点は、重たいコンテンツには適さないという点です。社員が一人ずつ登場して、会社の雰囲気を伝えるのはナンセンス。ライブ配信は、要点のみをコンパクトに紹介するべきなのです。社員の声は、職場の雰囲気とともに、仕事への思いを織り交ぜた採用ブランド動画としてまとめます。「動画」と大きく括るのではなく、ライブ配信は「いまを伝えるもの」、採用ブランド動画は「日常を伝えるもの」として使い分けることが大切です。

失敗しがちな採用動画とその対策

テーマや企画、ストーリーがなく、
説明会を録画したような動画になった
動画の目的やゴールを設定し、
構成やストーリーから作る必要があります。

面白い動画は作れたが、自己満足な
ところがあり、就活生に響いていない
自慢話になりすぎないよう、
客観的な目線で制作する必要があります。

企業が伝えたいことと就活生が
知りたいことが整理されず、わかりにくい
採用動画だけですべてを伝えるのではなく、
ツールを使い分けます。

コスト優先で自社制作したため、
時間がかかった割にはクオリティが低い
制作を外部発注することで、
部署間の調整がラクに行えます。

採用動画と採用サイト、会社案内が
連携していないので、バラバラな印象
コンセプトを明確にして、
一貫したメッセージを打ち出す必要があります。

オンライン説明会時代の採用ブランディングの考え方

  • 目的設定

    そもそも「なぜ採用活動をするのか」を起点に目的を明確にします。
    離職率が高いために採用人数を増やしているというのであれば、離職を減らすための施策についても同時に検討する必要があります。

  • 採用課題の抽出

    知名度なのか、仕事内容なのか、あるいは待遇面なのか。
    新入社員や経営層のヒアリングを行い、課題を抽出します。

  • 採用コンセプト

    採用課題から理想と現実とのギャップを明確にし、その差を埋めていくための基本計画と採用コンセプトを設定します。

  • 採用メッセージ

    「なにを言うか」を検討します。
    他社との些細な「差」ではなく、「違い」を言語化していきます。

  • 採用ブランド動画

    「どう言うか」を検討します。
    視覚的に訴求できる「動画」を中心に、クリエイティブ表現に落とし込みます。

  • 採用サイト

    採用動画をはじめ、必要なコンテンツを計画します。
    アテンションと興味喚起と目的としたライブ配信と、イメージを醸成するための採用ブランド動画をコンテンツ化します。

  • 採用案内

    会社概要や要項といった概要をまとめたものではなく、
    採用ブランド動画や採用サイトと連動し、企業の思いを伝えるコンセプトブックなどのツールへ展開します。

  • 会社案内

    会社情報だけでなく、企業の哲学やDNAを伝えるツールです。
    A4サイズのパンフレットとして単に文字や写真を載せてまとめるのではなく、メッセージ、形状、仕様なども含め、ツール全体で企業の姿を表現します。

制作実績

  • 株式会社アイ・エヌ・ジー

    社員の思いは、セリフではなくテロップに。
    ぎこちなさを解消し、より印象的に伝える。
  • 株式会社スマイルズ

    採用説明会のフォーマルな言葉ではなく、
    普段着でそっと語りかける採用ムービー。
  • 株式会社スマイルズ

    事業部長としての役割やライフスタイル、
    仕事の魅力や醍醐味を飾らない言葉で伝える。
  • 株式会社スマイルズ

    現場で働くことの面白さ、仕事への情熱を
    映像と声でリアルに伝える。

料金プラン

  • 手軽に動画を制作するトライアルプラン
    (インタビュー動画など)

  • ブランディングを踏まえたスタンダードプラン(企業紹介動画・採用説明動画・イベント用動画など)

  • アニメーションやCGを使ったハイクオリティなプラン(コンセプトムービーなど)

ABOUT US

「ブランディング」というと何か大きなプロジェクトのようなものを感じ、「そこまでは必要ない」「予算はない」と、ある種の拒否反応を示す担当者の方もいらっしゃいます。確かに、1980年代のバブル期の「CI(コーポレート・アイデンティティ)ブーム」は、膨大な費用が投下されることが多く、予算を確保した大企業にしかできないものでした。また、当時は企業のイメージづくりのためにロゴを刷新することが多かったことから、「ブランディング=ロゴ開発」という本来の意味とは異なるイメージが定着してしまったのです。もちろん、ロゴ開発やデザインを含む視覚的な統一はブランディングの一部ですが、たった一枚のチラシを作るにしても、本当は企業としてどう見られたいのか、あるいは理想と現実のギャップを埋めることを体系立てて考えなければならないのです。特に、新製品や新サービスをリリースする際、あるいは採用活動の際、大規模なプロモーションを実施しにくい中小企業こそ、企業、製品・サービスのイメージを日々コツコツと貯めていくブランディングが重要になるのです。TOWAIE Inc.では、企業・採用ブランディングをはじめ、中小企業のブランディングを支援し、魅力ある製品やサービスを日本、世界へと発信していきたいと考えています。

ブランディング会社がつくる動画

つい数年前までは、動画制作は予算の潤沢な大企業しか制作できず、中小企業で動画を制作することは非常に稀でした。しかし、近年では高い費用をかけずとも手軽に制作できるようになったこともあり、動画を使って社内外に情報発信をする中小企業も増えてきています。しかし、その一方で「動画は作ったけど、あまり機能していないのではないか」という問題も顕在化してきています。ではなぜそのようなことが起きるかというと、その理由の一つに、発注先が動画制作に慣れた映像制作会社であることが挙げられます。「えっ?どういうこと?」と思われるかもしれませんが、映像制作会社は、あくまでも映像制作の専門家なのです。演出やエフェクト(効果)など、専門的な技術によって映像をつくることを得意とし、目的としているのです。本来、動画はブランディングに寄与するための手法の一つであり、目的ではないのです。

  映像制作会社 ブランディング会社
専門性
コスト
企画力
ブランディング

上記は、映像制作会社とブランディング会社の違いをまとめた表です。ブランディング会社の強みは、サービスや製品、企業をブランディング全体から捉えて企画・制作するという点です。共感なのか、理解なのか、応募なのか、購入なのか。動画を観る人にどんな気持ちになってもらい、どんなアクションを起こしてもらうのか。撮影や編集の完成度ばかりを追求するのではなく、撮影する前段階にも十分な時間をかけ、ブランドの課題抽出や動画制作の目的などを共有します。このようなことからも、動画制作の目的に合わせて発注先を決めることが重要になるのです。

会社概要

社 名 TOWAIE Inc.
所在地 〒107-0062 東京都港区南青山1-24-3
WeWork Nogizaka
設 立 2018年12月3日
代表者 柏木克之
グループ会社 MMグループホールディングス株式会社

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    TOWAIE Inc.
    〒107-0062
    東京都港区南青山1-24-3WeWork乃木坂
    代表取締役社長 柏木 克之